17[がる]
基本情報
使い分けが必要な文法・文型
文型を使う上で理解が必要な情報
・意志動詞/無意志動詞⑧[動詞のタイプ]
・主語の人称
1人称(1p.)=わたし
3人称(3p.)=~さん
機能
機能1★: 願望
機能1用例:
例1.子どもは外に行きたがる。
例2.雨の日、犬は散歩に行きたがらない。
機能1と使い分けが必要な文法・文型:
・Vたい
・ほしい
機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例:
例3.(わたしは)外に行きたい。
例4.新しいパソコンがほしい。
機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:
Nがほしい:N(名詞)のときに使う
Vたい:主語が1人称のときに使う
Vがる:主語が3人称のときに使う
誤用例:【本ツールの使い方】
1.その項目を使うべきでないところで使っている
例)私は夏になったら仕事がほしがります(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→私は夏になった
ら仕事がしたいです。
※〈解説〉「Vがる」は、主語が3人称のときに使う。また、ここは、「もの」ではなく、「行為」への願望なので、「Vたい」を使うべきで
ある。
コラム
➣「Vがる」は無意志動詞とは使えない。
開く(無意志動詞)→開きたがる ×
開ける(意志動詞)→開けたがる 〇
➣否定形:「Vがらない」
例)雨の日、犬は散歩に行きたがらない。
➣「Vがる」は、継続の形(「Vがっている」)で使われることが多い
➣「(A)形容詞+がる」:話し手が確実に知ることができない第三者(他の人)の気持ちを表すときに使う
・前接: Aい、Aな
・(A)形容詞+「がる」→(V)動詞
かなしい→かなしがる
いや→いやがる
例)田中さんは、犬が死んでしまって、かなしがっている。
例)犬は雨をいやがる。
➣「Vがる」の対象の助詞に「を」を使う
例)子どもはゲームをしたがる。
例)田中さんは犬の死をかなしがっている。
例)犬は雨をいやがる。