86ので
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| 86ので [2025/05/07 11:27] – kaken | 86ので [2026/03/15 16:50] (現在) – [用法2:後件の理由、判断の根拠を表す。] kaken | ||
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| 行 2: | 行 2: | ||
| ===== 基本情報 ===== | ===== 基本情報 ===== | ||
| 1.旧JLPT該当級:3\\ | 1.旧JLPT該当級:3\\ | ||
| - | 2.品詞: 接続助詞(接続詞)[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ | + | 2.品詞: 接続助詞(接続詞)[[用語の説明|【用語の説明】]][[①助詞|①[助詞]]]\\ |
| 3.前接: V(動詞)/A(形容詞)/N(名詞)【普通形/丁寧形】(※Aな、Nな)[[文体|⑩[文体]]]\\ | 3.前接: V(動詞)/A(形容詞)/N(名詞)【普通形/丁寧形】(※Aな、Nな)[[文体|⑩[文体]]]\\ | ||
| 4.意味: 理由・原因、判断の根拠 | 4.意味: 理由・原因、判断の根拠 | ||
| 行 39: | 行 39: | ||
| 例14.宿題を忘れて**しまって**すみません。 | 例14.宿題を忘れて**しまって**すみません。 | ||
| === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | ||
| - | **から**:原因や判断の根拠を表す。\\ | + | ☞**#**:非文(正しくない文・不適切な文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ |
| - | 後件の形に制限がない。\\ | + | **から**:・原因や判断の根拠を表す。\\ |
| - | **ため(に)**:1)書きことばでよく使う。\\ | + | ・後件の形に制限がない。\\ |
| - | 2)後件には、「質問」、「命令」、「意志」、「推量」を表す文が使えない。\\ | + | **ため(に)**:・書きことばでよく使う。\\ |
| - | 例)雪が降ったために、試合は中止**でしょう**。×\\ | + | ・後件には、「質問」、「命令」、「意志」、「推量」を表す文が使えない。\\ |
| + | | ||
| **て/で**:後件には、「質問」、「命令」、「意志」、「推量」が使えない。\\ | **て/で**:後件には、「質問」、「命令」、「意志」、「推量」が使えない。\\ | ||
| ※「から」の次のような意味では使えない。\\ | ※「から」の次のような意味では使えない。\\ | ||
| - | 例)危ないから、近づかないでください。\\ | + | 例) 危ないから、近づかないでください。\\ |
| - | 例)きょうは、日曜日だから、デパートは混んでいるだろう。\\ | + | 例) きょうは、日曜日だから、デパートは混んでいるだろう。\\ |
| - | 例)危なくて、近づかないでください。×\\ | + | 例)#危なくて、近づかないでください。×\\ |
| - | 例)きょうは、日曜日で、デパートは混んでいるだろう。×\\ | + | 例)#きょうは、日曜日で、デパートは混んでいるだろう。×\\ |
| ※「Vて」の形が使えるが、「**継起**」の意味になる。\\ | ※「Vて」の形が使えるが、「**継起**」の意味になる。\\ | ||
| 例)日本語が上手になって、アルバイトを始めたいと思う。\\ | 例)日本語が上手になって、アルバイトを始めたいと思う。\\ | ||
| - | **Vて**:後件に**感情や謝罪の表現**を使うことが多い→例13、例14\\ | + | **Vて**:後件に**感情や謝罪の表現**を使うことが多い→例13、例14\\ |
| - | **Nで**:Nには**できごと(事故、地震、風、雪など)のことば**を使う→例12\\ | + | **Nで**:Nには**できごと(事故、地震、風、雪など)のことば**を使う→例12\\ |
| - | **ので**:「から」よりていねいなことば\\ | + | **ので**:・「から」よりていねいなことば\\ |
| - | 後ろに依頼が来る場合:\\ | + | ・後ろに依頼が来る場合:\\ |
| - | 例)# 両親が来るから,明日の授業は休ませてください。←(失礼な言い方)\\ | + | 例)# 両親が来るから、明日の授業は休ませてください。×←(失礼な言い方)\\ |
| - | 例) 両親が来るので,明日の授業は休ませてください。\\ | + | 例) 両親が来るので、明日の授業は休ませてください。\\ |
| - | 「から」のほうがいくらか原因をはっきり述べている。\\ | + | ・「から」のほうがいくらか原因をはっきり述べている。\\ |
| - | 使い方や形に制限がある:1)「**だろう**ので」、「ので**だ**」は使えない。\\ | + | ・使い方や形に制限がある:1)「**だろう**ので」、「ので**だ**」は使えない。\\ |
| 2)「命令」、「意志」、「推量」のときは、「から」のほうが自然だ。\\ | 2)「命令」、「意志」、「推量」のときは、「から」のほうが自然だ。\\ | ||
| + | **<color # | ||
| + | **2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)** \\ | ||
| + | 例)ヨーロッパへ旅行にいきたいが、お金が< | ||
| + | ない。 \\ | ||
| + | ※〈解説〉**原因や判断の根拠**を示すときは、「**ので**」あるいは「**から**」を使う。 \\ | ||
| + | \\ | ||
| + | 例)私は掃除する事が嫌いですから、1か月に一回だけ掃除しの< | ||
| + | データベース』】。→1か月に一回しか掃除しない**< | ||
| + | ※〈解説〉**原因や判断**の根拠を示す場合は「**ので**」あるいは「**から**」を使う。ここでは、**「から」が続かないように「ので」を使う**。 \\ | ||
| + | \\ | ||
| + | 例)最初日本に来て、住む所は解決しなければ、なりません< | ||
| + | 契約して、そして敷金、礼金ということはやっとわかりました(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】。→~解決しなければなり\\ | ||
| + | ません**< | ||
| + | 例)来週、東京へ行く予定がある**< | ||
| + | ス』】。→予定がある**< | ||
| + | ※〈解説〉**やや丁寧な説明**をしているので、「**ので**」を使う。\\ | ||
| + | \\ | ||
| + | **3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)**\\ | ||
| + | 例)ハンバーガーが一番< | ||
| + | ハンバーガーが一番**< | ||
| + | ※〈解説〉「ので」の前に、「**な形容詞**」(なA)を使うとき、「**なので**」になる(cf. 例3)。\\ | ||
| + | 「好き」→(なA、な形容詞) | ||
| ===== コラム ===== | ===== コラム ===== | ||
| ➣前件が「**だろう**」で終わるとき\\ | ➣前件が「**だろう**」で終わるとき\\ | ||
| 「**から**」はつくが、「**ので**」はつかない。\\ | 「**から**」はつくが、「**ので**」はつかない。\\ | ||
| - | 例)明日は雨が降る**だろうから**、傘を持っていきます。〇\\ | + | 例) 明日は雨が降る**だろうから**、傘を持っていきます。〇\\ |
| - | 例)明日は雨が降る**だろうので**、傘を持っていきます。×\\ | + | 例)#明日は雨が降る**だろうので**、傘を持っていきます。×\\ |
| \\ | \\ | ||
| ➣「Q:どうして~」に答える場合は、「A:~のでだ」は使えない。\\ | ➣「Q:どうして~」に答える場合は、「A:~のでだ」は使えない。\\ | ||
86ので.1746584868.txt.gz · 最終更新: 2025/05/07 11:27 by kaken