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31しか_〜ない

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31しか_〜ない [2024/02/26 17:04] – [コラム] kaken31しか_〜ない [2026/03/14 16:02] (現在) – [機能1★: 限定] kaken
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 ===== 基本情報 ===== ===== 基本情報 =====
 旧JLPT該当級:4\\ 旧JLPT該当級:4\\
-品詞: 取り立て助詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\+品詞: 取り立て助詞[[用語の説明|【用語の説明】]][[①助詞|①[助詞]]]\\
 前接: N(名詞)[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 前接: N(名詞)[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
 意味: 限定 意味: 限定
行 11: 行 11:
 ==== 機能1★: 限定 ==== ==== 機能1★: 限定 ====
 === 機能1用例: === === 機能1用例: ===
-例1.30分しか勉強しなかった。\\ +例1.30分**しか**勉強**しなかった**。\\ 
-例2.パーティーには田中さんしか来なかった。+例2.パーティーには田中さん**しか来なかった**
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・だけ\\ ・だけ\\
 ・ばかり ・ばかり
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例3.30分だけ勉強した。\\ +例3.30分**だけ**勉強した。\\ 
-例4.パーティーには田中さんだけ来た。\\ +例4.パーティーには田中さん**だけ**来た。\\ 
-例5.やさいだけ食べなかった。\\ +例5.やさい**だけ**食べなかった。\\ 
-例6.子どもは甘いものばかり食べている。+例6.子どもは甘いもの**ばかり**食べている。
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  ===
 **しか~ない**:限度(否定的な述べ方)→不十分である\\ **しか~ない**:限度(否定的な述べ方)→不十分である\\
行 30: 行 30:
 ※「**だけ**」と「**しか~ない**」の意味はほぼ同じだが、「限定」を強調したい場合は、「しか~ない」を使う。\\ ※「**だけ**」と「**しか~ない**」の意味はほぼ同じだが、「限定」を強調したい場合は、「しか~ない」を使う。\\
 例)出発まで1分しかない。\\ 例)出発まで1分しかない。\\
-※「**だけ**」と「**ばかり**」は意味が似ているが、「だけ」は限定の意味を表し、「ばかり」は「限定されていることが多い」という意味を表す。+※「**だけ**」と「**ばかり**」は意味が似ているが、「だけ」は限定の意味を表し、「ばかり」は「限定されていることが多い」という意味を表す。\\ 
 + 
 +**<color #ff7f27>誤用例:</color>**[[文法書の使い方|【本ツールの使い方】]]\\ 
 +**2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)**\\ 
 + 例)韓国はまだマイカが全体人口の30%くらい<color #ff7f27>**⬚**</color><color #ff7f27><del>**待ってあります**</del></color>(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→全体人口の30%くらい\\ 
 +   **<color #ff7f27>しか</color>**待って**<color #ff7f27>いません</color>**。 \\ 
 + 例)私は掃除する事が嫌いですから、1か月に一回<color #ff7f27>**<del>だけ</del>**</color>掃除しのために部屋があまりきれいではありません(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集\\ 
 +   データベース』】→私は掃除する事が嫌いですから、1か月に一回**<color #ff7f27>しか</color>**掃除<color #ff7f27>**しない**</color>ので、部屋はあまりきれいではありません。 \\ 
 +   ※〈解説〉「**不十分である**」(**限定**)という場合は、「**~しか~ない**」を使う。 \\ 
 +\\ 
 +**3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)**\\  
 + 例)かれは一人しか仕事を**<color #ff7f27>する</color>**から、毎日の残業するのがほしいです。(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→a.かれは一人しか仕事\\ 
 +   を**<color #ff7f27>しない</color>**~/b.かれは**<color #ff7f27>一人で仕事をしている</color>**~。 \\ 
 +   ※〈解説〉a.「しか」を使うなら、否定形(~ない)を使わなければならない。\\ 
 +        b.「しか」を使わなくてもいい。     
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣「(V)動詞+しかない」\\ ➣「(V)動詞+しかない」\\
 例)試験が終わった。あとは結果を**待つ**しかない。\\ 例)試験が終わった。あとは結果を**待つ**しかない。\\
 \\ \\
-➣助詞+「しか」\\ +**助詞+「しか」**\\ 
- 「**は**しか」×→「**<del>は</del>**しか」  \\ + 「**は**しか」×→「**<del>は</del>**しか」→私**しか**知らない。  \\ 
- 「**が**しか」×→「**<del>が</del>**しか」 \\+ 「**が**しか」×→「**<del>が</del>**しか」→パーティーには田中さん**しか**来なかった。 \\
  「**も**しか」×  \\  「**も**しか」×  \\
- 「**を**しか」×→「**<del>を</del>**しか」 例)やさいは、トマト**しか**食べない。\\ + 「**を**しか」×→「**<del>を</del>**しか」  例)やさいは、トマト**しか**食べない。\\ 
- 「(**に**)しか」     例)海**(に)しか**行かない。\\ + 「(**に**)しか」      例)海**(に)しか**行かない。\\ 
-             例)プレゼントは、母**にしか**あげない。\\ +             例)プレゼントは、母**にしか**あげない。\\ 
- 「**で**しか」       例)海**でしか**泳がない。\\ + 「**で**しか」        例)海**でしか**泳がない。\\ 
- 「**と**しか」       例)田中さん**とし****か**遊ばない。\\ + 「**と**しか」        例)田中さん**とし****か**遊ばない。\\ 
- 「**まで**しか」      例)駅**までしか**歩かない。\\ + 「**まで**しか」       例)駅**までしか**歩かない。\\ 
- 「**から**しか」           例)田中さん**から****しか**プレゼントをもらわなかった。\\+ 「**から**しか」          例)田中さん**から****しか**プレゼントをもらわなかった。\\
 ・意味解釈に問題がない場合は、助詞の省略は可能\\ ・意味解釈に問題がない場合は、助詞の省略は可能\\
 例)海(に)しか行かない\\ 例)海(に)しか行かない\\
31しか_〜ない.1708934661.txt.gz · 最終更新: 2024/02/26 17:04 by kaken

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