・1、2Vてくる56[Vてくる]
・1Vにいく/くる/かえる81[Vにいく/くる/かえる]
・変化動詞:意味に「変化」の意味を持っている動詞
「増える」、「減る」、「上がる」、「下がる」 など
・話し手の視点
話し手の立場がおかれている場所
V の動作をしてから行く(Vの動作は話し手から離れていく)
例1.駅の近くでパンを買っていく。
例2.コーヒーを飲んでいってください。
例3.駅まで走っていった。
・Vてくる
・Vにいく/くる/かえる
例4.仕事の後でパンを買ってくる。
例5.ちょっと、コーヒーを飲んでくる。
例6.駅から走ってきた。
例7.パンを買いに行く。
例8.日本へ日本語を勉強しに来た。
例9.来月、家族に会いに帰る。
V ていく: V の動作をしてから行く(Vの動作は話し手から離れていく)
V てくる: V の動作をしてから来る(Vの動作は話し手へ向かってくる)←例4、例6
Vの動きをしてから戻る←例5
V にいく/くる/かえる:V=目的にいく/くる/かえる
例10.大学生になっても、アルバイトを続けていく。
例11.この町は若者が減っていった。
・Vてくる
例12.高校生のころから、同じアルバイトを続けてきた。
例13.この町は若者が減ってきた。
例14.日本の人口は減ってきている。
V ていく: V の動作はある時点から未来にむかって変化する
V てくる(きた): V の動作は過去から現在へ変化する
※Vてきている:現在における変化の結果
誤用例:【本ツールの使い方】
1.その項目を使うべきでないところで使っている
例)〈家に帰ったとき〉店でケーキを買っていきました(誤用)。→店でケーキを買ってきました。
※〈解説〉Vていく:Vの動作は話し手から離れていく
Vてくる:Vの動作は話し手へ向かってくる/Vの動きをしてから戻る
例)ときどき夜半にきょうかいのサービスを聞いて行きます(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データ
ベース』】→ときどき、夜、教会にサービスを聞きに行きます。
※〈解説〉目的(「サービスを聞く」)を表しているので、「Vにいく」を使う。
2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)
例)文部省へ請願書をもってきましょう(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→部省へ請願書を
もっていきましょう。
※〈解説〉「Vの動作は話し手から離れていく」場合は、「Vていく」を使う。
Vてくる:Vの動作は話し手へ向かってくる
例)自分の農作はだんだんきえているということを見て隣の農夫は心配するようになりました(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語
作文とその母語訳との対訳データベース』】→~だんだんきえていく~
例)うちから学こうまで一時かんぐらい電車にのっています。【『寺村誤用例集データベース』】→~のっていきます。
※〈解説〉Vている: V の動きはいま続いている
Vていく:Vの動作は話し手から離れていく
➣通常、「~ていく/~てくる」の形で使う動詞がある:
もっていく、もってくる
つれていく、つれてくる
➣話し手の方向への移動のとき、「送る」、「書く」、「かける」がかならず「くる」といっしょに使う。
例)(わたしに)送ってくる
例)(わたしに)メールを書いてくる
例)(わたしに)電話をかけてくる
➣「変化動詞」といっしょに、変化を表す副詞(だんだん、少しずつ など)を使うこともある。
例)人口がだんだん減ってきた。
1 そちらへ行くとき、ケーキを買って{a.いく b.くる}。
2 【大学で】来週のピクニックに何をもって{a.いく b.くる}。
3 子どもが電話を{a.した b.してきた}。
1 cf. 機能1
2 cf. 機能1
3 cf. コラム