例1.30分しか勉強しなかった。
例2.パーティーには田中さんしか来なかった。
・だけ
・ばかり
例3.30分だけ勉強した。
例4.パーティーには田中さんだけ来た。
例5.やさいだけ食べなかった。
例6.子どもは甘いものばかり食べている。
しか~ない:限度(否定的な述べ方)→不十分である
例)田中さんしか来なかった→他の人は来なかった。田中さんでは不十分だった。
だけ:限度(肯定的な述べ方)
例)田中さんだけ来た。→他の人は来なかった。
ばかり:Nが多い
例)甘いものばかり食べている。→食べているもので、甘いものが多い。
※「だけ」と「しか~ない」の意味はほぼ同じだが、「限定」を強調したい場合は、「しか~ない」を使う。
例)出発まで1分しかない。
※「だけ」と「ばかり」は意味が似ているが、「だけ」は限定の意味を表し、「ばかり」は「限定されていることが多い」という意味を表す。
誤用例:【本ツールの使い方】
2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)
例)韓国はまだマイカが全体人口の30%くらい⬚待ってあります(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→全体人口の30%くらい
しか待っていません。
例)私は掃除する事が嫌いですから、1か月に一回だけ掃除しのために部屋があまりきれいではありません(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集
データベース』】→私は掃除する事が嫌いですから、1か月に一回しか掃除しないので、部屋はあまりきれいではありません。
※〈解説〉「不十分である」(限定)という場合は、「~しか~ない」を使う。
3.誤形成(形、活用、助詞などの間違い)
例)かれは一人しか仕事をするから、毎日の残業するのがほしいです。(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→a.かれは一人しか仕事
をしない~/b.かれは一人で仕事をしている~。
※〈解説〉a.「しか」を使うなら、否定形(~ない)を使わなければならない。
b.「しか」を使わなくてもいい。
➣「(V)動詞+しかない」
例)試験が終わった。あとは結果を待つしかない。
➣助詞+「しか」
「はしか」×→「はしか」→私しか知らない。
「がしか」×→「がしか」→パーティーには田中さんしか来なかった。
「もしか」×
「をしか」×→「をしか」 例)やさいは、トマトしか食べない。
「(に)しか」 例)海(に)しか行かない。
例)プレゼントは、母にしかあげない。
「でしか」 例)海でしか泳がない。
「としか」 例)田中さんとしか遊ばない。
「までしか」 例)駅までしか歩かない。
「からしか」 例)田中さんからしかプレゼントをもらわなかった。
・意味解釈に問題がない場合は、助詞の省略は可能
例)海(に)しか行かない
・意味解釈に問題がある場合は、助詞の省略は不可能
例)プレゼントは、母しかあげない。→母があげる
例)プレゼントは、母にしかあげない。→母にあげる