日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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76vなければならない [2024/01/28 13:22] – [使い分けが必要な文法・文型] kaken76vなければならない [2025/05/06 16:17] (現在) – [コラム➣] kaken
行 2: 行 2:
 ===== 基本情報 ===== ===== 基本情報 =====
 旧JLPT該当級:3\\ 旧JLPT該当級:3\\
-品詞: 文型\\ +品詞: 文型[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 
-前接: V**ない**形\\+前接: V(動詞)**ない**形[[⑥動詞活用|⑥[動詞活用] ]]\\
 意味: 義務 意味: 義務
 ===== 使い分けが必要な文法・文型 ===== ===== 使い分けが必要な文法・文型 =====
行 12: 行 12:
 ==== 機能1★: 義務 ==== ==== 機能1★: 義務 ====
 === 機能1用例: === === 機能1用例: ===
-例1.社会のルールを守らなければならない。\\ +例1.社会のルールを**守らなければならない**。\\ 
-例2.漢字を覚えるために、たくさん練習をしなければならない。+例2.漢字を覚えるために、たくさん練習を**しなければならない**
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・V(なく)てはいけない\\ ・V(なく)てはいけない\\
 ・V(なく)てもいい ・V(なく)てもいい
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例3.毎日、宿題をしなくてはいけない。\\ +例3.毎日、宿題を**しなくてはいけない**。\\ 
-例4.やさいをたくさん食べなくてはいけない。\\ +例4.やさいをたくさん**食べなくてはいけない**。\\ 
-例5.教室で食べてはいけない。\\ +例5.教室で**食べてはいけない**。\\ 
-例6.このいすに座ってはいけない。\\ +例6.このいすに**座ってはいけない**。\\ 
-例7.ここで食べてもいい。\\ +例7.ここで**食べてもいい**。\\ 
-例8.このいすに座ってもいい。\\ +例8.このいすに**座ってもいい**。\\ 
-例9.この書類に住所を書かなくてもいい。\\ +例9.この書類に住所を**書かなくてもいい**。\\ 
-例10.先生と話すとき、日本語を使わなくてもいい。英語でもいい。+例10.先生と話すとき、日本語を**使わなくてもいい**。英語でもいい。
 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い:  ===
 **・Vなければいけない(=Vなくてはいけない)**:Vをすることの義務\\ **・Vなければいけない(=Vなくてはいけない)**:Vをすることの義務\\
 ※**「Vなければならない」**と**「Vなくてはいけない」**の大きな違いはないが、**「Vなくてはいけない」**は「だれにもそうする義務がある」というときに使うが、**「Vなければならない」**は「個別の事情で義務がある」というときに使う。\\ ※**「Vなければならない」**と**「Vなくてはいけない」**の大きな違いはないが、**「Vなくてはいけない」**は「だれにもそうする義務がある」というときに使うが、**「Vなければならない」**は「個別の事情で義務がある」というときに使う。\\
 **・Vてはいけない**:Vをすることを禁止する\\ **・Vてはいけない**:Vをすることを禁止する\\
-**・V(なく)てもいい**:Vをする(しない)ための許可\\+**・V(なく)てもいい**:Vをする(しない)ことを許可する\\
 ===== コラム➣ ===== ===== コラム➣ =====
-➣「Vなければいけない」のくだけた言い方:「Vなきゃ(いけない)」\\+➣「Vなければいけない」のくだけた言い方:「**Vなきゃ(いけない)**」\\
 例)毎日、勉強しなきゃ(いけない)。\\ 例)毎日、勉強しなきゃ(いけない)。\\
 \\ \\
-➣「なければならない」と間違いやすい文型\\ +➣「なければならない」と間違いやすい文型:「**はずだ**」\\ 
-「はずだ」:根拠(客観的な理由)に基づいた話し手の確信\\ +**はずだ**」:根拠(客観的な理由)に基づいた話し手の確信\\ 
-「なければならない」:義務\\+**なければならない**」:義務\\
 例)ヤンさんは、もう10年日本語を勉強しているから、日本語が上手なはずだ。→「10年勉強している」=根拠\\ 例)ヤンさんは、もう10年日本語を勉強しているから、日本語が上手なはずだ。→「10年勉強している」=根拠\\
 例)大学で必要なので、ヤンさんは日本語を勉強しなければならない。→ヤンさんの義務 例)大学で必要なので、ヤンさんは日本語を勉強しなければならない。→ヤンさんの義務
76vなければならない.1706415741.txt.gz · 最終更新: 2024/01/28 13:22 by kaken

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