日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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70とき_に [2024/03/01 18:09] – [確認問題の説明] kaken70とき_に [2025/05/06 15:44] (現在) – [用法4★★【V1をしたとき、それより前にV2が成立していた(過去完了):V2成立→V1】:Vたとき(V1たときV2た)] kaken
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 ==== 用法1★【同時】:Nのとき、A(い、な)とき、Vているとき/Vるとき/V(てい)たとき ==== ==== 用法1★【同時】:Nのとき、A(い、な)とき、Vているとき/Vるとき/V(てい)たとき ====
 === 機能1用法1用例: === === 機能1用法1用例: ===
-例1.子どものとき、よく友だちと外で遊んだ。\\ +例1.子どもの**とき**、よく友だちと外で遊んだ。\\ 
-例2.さびしいとき、家族に電話する。\\ +例2.さびしい**とき**、家族に電話する。\\ 
-例3.ひまなとき、映画を見る。\\ +例3.ひまな**とき**、映画を見る。\\ 
-例4.私が勉強しているとき、弟がテレビを見ていた。\\ +例4.私が勉強している**とき**、弟がテレビを見ていた。\\ 
-例5.本を読むとき、めがねをかける。\\ +例5.本を読む**とき**、めがねをかける。\\ 
-例6.きのう、おふろに入っていたとき、地震があった。+例6.きのう、おふろに入っていた**とき**、地震があった。
  
 === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Vると ・Vると
 === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例7.お酒を飲むと、顔が赤くなる。+例7.お酒を飲む****、顔が赤くなる。
 === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 **Vる(Vた)とき**:時点を表し、その時点で(同時に)何が起きるかを示す。\\ **Vる(Vた)とき**:時点を表し、その時点で(同時に)何が起きるかを示す。\\
行 39: 行 39:
 ==== 用法2★【V1をするまえにV2をする:V2→V1】:Vるとき ==== ==== 用法2★【V1をするまえにV2をする:V2→V1】:Vるとき ====
 === 機能1用法2用例: === === 機能1用法2用例: ===
-例8.ごはんを食べるとき、「いただきます」と言います。\\ +例8.ごはんを**食べるとき**、「いただきます」と言います。\\ 
-例9.日本へ来るときに、おみやげを買った。+例9.日本へ**来るときに**、おみやげを買った。
 === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Vるまえに ・Vるまえに
 === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型の用例 === === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型の用例 ===
-例10.ごはんを食べるまえに、「いただきます」と言います。\\ +例10.ごはんを**食べるまえに**、「いただきます」と言います。\\ 
-例11.日本へ来るまえに、おみやげを買った。+例11.日本へ**来るまえに**、おみやげを買った。
 === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1用法2と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 「**Vるとき**」と「**Vるまえに**」の大きな違いはない。ただ、「**Vるとき**」には、「同時」という意味もある。 「**Vるとき**」と「**Vるまえに**」の大きな違いはない。ただ、「**Vるとき**」には、「同時」という意味もある。
 ==== 用法3★【V1をしてからV2をする:V1→V2】:Vたとき ==== ==== 用法3★【V1をしてからV2をする:V1→V2】:Vたとき ====
 === 機能1用法3用例: === === 機能1用法3用例: ===
-例12.ごはんを食べたとき、「ごちそうさまです」と言います。\\ +例12.ごはんを**食べたとき**、「ごちそうさまです」と言います。\\ 
-例13.日本へ来たときに、おみやげを買った。+例13.日本へ**来たときに**、おみやげを買った。
 === 機能1用法3と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能1用法3と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Vたあとで\\ ・Vたあとで\\
行 62: 行 62:
 **V1たらV2**:V1【条件】をすればV2をする**** **V1たらV2**:V1【条件】をすればV2をする****
 === 機能1用法3と使い分けが必要な文法・文型の用例 === === 機能1用法3と使い分けが必要な文法・文型の用例 ===
-例14.ごはんを食べたあとで、「ごちそうさまです」と言います。\\+例14.ごはんを**食べたあとで**、「ごちそうさまです」と言います。\\
 →ごはんを食べる。そのあと、「ごちそうさまです」という。\\ →ごはんを食べる。そのあと、「ごちそうさまです」という。\\
-例15.ごはんを食べてから、「ごちそうさまです」と言いなさい。\\+例15.ごはんを**食べてから**、「ごちそうさまです」と言いなさい。\\
 →ごはんを食べてからでないと、「ごちそうさまです」とは言えない。\\ →ごはんを食べてからでないと、「ごちそうさまです」とは言えない。\\
-例16.日本では、ごはんを食べたら、「ごちそうさまです」と言います。\\+例16.日本では、ごはんを**食べたら**、「ごちそうさまです」と言います。\\
 →ごはんを食べることが「ごちそうさまです」をいうための条件。\\ →ごはんを食べることが「ごちそうさまです」をいうための条件。\\
-==== 用法4★★【V1をしたとき、それより前にV2が成立していた(過去完了):V2成立→V1】:Vたとき ====+==== 用法4★★【V1をしたとき、それより前にV2が成立していた(過去完了):V2成立→V1】:Vたとき(V1たときV2た) ====
 === 機能1用法4用例: === === 機能1用法4用例: ===
-例17.教室に着いたとき、授業はもう始まっていた。\\+例17.教室に**着いたとき**、授業はもう<color #00a2e8>始まっていた</color>。\\
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣「とき」には、「ときに」、「とき(に)は」という形もある。「ときに」は一回的なできごとに使いやすい。「とき(に)は」対比のときに使う。\\ ➣「とき」には、「ときに」、「とき(に)は」という形もある。「ときに」は一回的なできごとに使いやすい。「とき(に)は」対比のときに使う。\\
70とき_に.1709284162.txt.gz · 最終更新: 2024/03/01 18:09 by kaken

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