56vてくれる
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行 51: | 行 51: | ||
例2.誕生日に母がネックレスを**買ってくれた**。→②\\ | 例2.誕生日に母がネックレスを**買ってくれた**。→②\\ | ||
例3.ジョンさんが(私の)娘に英語を**教えてくれた**。→②\\ | 例3.ジョンさんが(私の)娘に英語を**教えてくれた**。→②\\ | ||
- | 例4.夫が私のために旅行を**計画してくれた**。→②\\ | + | 例4.夫がわたしのために旅行を**計画してくれた**。→②\\ |
=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型: === | ||
・Vてあげる(Vさしあげる、Vてやる)\\ | ・Vてあげる(Vさしあげる、Vてやる)\\ | ||
行 85: | 行 85: | ||
➣**省略**\\ | ➣**省略**\\ | ||
- | 「あなた」ということばは使わない。→cf.例1\\ | + | 「あなた」ということばは使わない。→cf.例1、例5,例7、例11\\ |
- | 「わたし」ということばはよく省略される。→cf.例1、例2\\ | + | 「わたし」ということばはよく省略される。→cf.例1、例2、例5、例6、例9、例10\\ |
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+ | ➣**動作の方向性**\\ | ||
+ | 「くれる」の使用は恩恵だけでなく、**動作の方向性を明確にする**ために重要である。\\ | ||
+ | 「くれる」を使わないと、動作がだれのために行われるかが不明となる。\\ | ||
+ | 例)友だちがペンを貸した。→だれにペンを貸したかが不明である。\\ | ||
+ | 例)友だちがペンを貸してくれた。→「「わたし」にペンを貸した」が明確である。\\ | ||
===== 確認問題 ===== | ===== 確認問題 ===== |
56vてくれる.1746497026.txt.gz · 最終更新: 2025/05/06 11:03 by kaken