日本語参照文法

初級日本語文法の総まとめ

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46vて

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46vて [2025/05/04 16:52] – [文型を使う上で理解が必要な情報] kaken46vて [2025/05/05 14:19] (現在) – [機能3★:理由(Vて~)] kaken
行 36: 行 36:
  後件=2節からなる複文の後の節\\  後件=2節からなる複文の後の節\\
 \\ \\
-・**動詞のタイプ** [[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]\\ +
- 1)動きがある動詞:①動きがしばらく続く動詞、②動きが短い動詞\\ +
- 2)動きがない動詞\\ +
-\\+
 ===== 機能 ===== ===== 機能 =====
 ==== 機能1★: 継起(Vて、Vて...V) ==== ==== 機能1★: 継起(Vて、Vて...V) ====
行 82: 行 79:
       ・動きがしばらく続く動詞とも動きが短い動詞(瞬間)動詞とも使える[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]\\       ・動きがしばらく続く動詞とも動きが短い動詞(瞬間)動詞とも使える[[⑧動詞のタイプ|⑧[動詞のタイプ]]]\\
 \\ \\
-☞**#**:非文(正しくない文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ +☞**#**:非文(正しくない文・不適切な文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 
-例) 立って食べる。→どのような方法で食べるかを説明する。\\+例)  立って食べる。→どのような方法で食べるかを説明する。\\
 例)#立ちながら食べる。→「立つ」:動きが短い動詞(瞬間動詞)なので×\\ 例)#立ちながら食べる。→「立つ」:動きが短い動詞(瞬間動詞)なので×\\
-例) 立ったままたべる。→立ってから「立っている」結果が生じる。その結果はしばらく続く。「座る」状態に戻さない+例)  立ったままたべる。→立ってから「立っている」結果が生じる。その結果はしばらく続く。「座る」状態に戻さない
 ==== 機能3★:理由(Vて~)  ==== ==== 機能3★:理由(Vて~)  ====
 === 機能3用例: === === 機能3用例: ===
-例12.事故があって、道がこんでいる。\\ +例12.事故が**あって**、道がこんでいる。\\ 
-例13.皆さんにお会いできてうれしいです。\\ +例13.皆さんにお会い**できて**うれしいです。\\ 
-例14.宿題を忘れてしまってすみません。+例14.宿題を忘れて**しまって**すみません。
 === 機能3と使い分けが必要な文法・文型: ==== === 機能3と使い分けが必要な文法・文型: ====
 ・Vから\\ ・Vから\\
 ・Vので ・Vので
 === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例15.事故があったから、道がこんでいる。\\ +例15.事故があった**から**、道がこんでいる。\\ 
-例16.事故があったので、道がこんでいる。+例16.事故があった**ので**、道がこんでいる。
 === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能3と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 ^前件^後件^文型^〇/×^ ^前件^後件^文型^〇/×^
行 105: 行 102:
 |:::|:::|ので|〇| |:::|:::|ので|〇|
 |:::|:::|Vて|×|\\ |:::|:::|Vて|×|\\
 +☞**#**:非文(正しくない文・不適切な文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
 例)  事故があったから、道がこんでいる。 \\ 例)  事故があったから、道がこんでいる。 \\
 例)  事故があったので、道がこんでいる。 \\ 例)  事故があったので、道がこんでいる。 \\
行 110: 行 108:
 例)  日本語が上手になったから、**アルバイトを始めようと思う**。 \\  例)  日本語が上手になったから、**アルバイトを始めようと思う**。 \\ 
 例)  日本語が上手になったので、**アルバイトを始めようと思う**。     \\ 例)  日本語が上手になったので、**アルバイトを始めようと思う**。     \\
-例)# 日本語が上手になって、**アルバイトを始めようと思う**。+例)# 日本語が上手になって、**アルバイトを始めようと思う**。×
  
 後ろに謝罪が来る場合:\\ 後ろに謝罪が来る場合:\\
-例)# 宿題を忘れてしまったから、すみません。\\ +例)# 宿題を忘れてしまったから、すみません。×\\ 
-例)# 宿題を忘れてしまったので、すみません。\\ +例)# 宿題を忘れてしまったので、すみません。×\\ 
-例)  宿題を忘れてしまって、すみません。\\+例)    宿題を忘れてしまって、すみません。\\
  
 後ろに依頼が来る場合:\\ 後ろに依頼が来る場合:\\
-例)# 両親が来るから,明日の授業は休ませてください。←(失礼な言い方)\\ +例)# 両親が来るから,明日の授業は休ませてください。×←(失礼な言い方)\\ 
-例)  両親が来るので,明日の授業は休ませてください。\\ +例)   両親が来るので,明日の授業は休ませてください。\\ 
-例)# 両親が来て,明日の授業は休ませてください。 +例)# 両親が来て,明日の授業は休ませてください。× 
 ==== 機能4★: 起点(Vて、V) ====  ==== 機能4★: 起点(Vて、V) ==== 
 === 機能4用例: === === 機能4用例: ===
-例17.今年は、日本に来て、10年になる。 +例17.今年は、日本に**来て**、10年になる。 
 === 機能4と使い分けが必要な文法・文型: === === 機能4と使い分けが必要な文法・文型: ===
 ・Vてから  ・Vてから 
 === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の用例: === === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の用例: ===
-例18.今年は、日本に来てから、10年になる。 +例18.今年は、日本に**来てから**、10年になる。 
 === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能4と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 ※「**Vて**」「**Vてから**」の大きな違いはないが、「**Vてから**」を使ったほうが起点がよりはっきりする。  ※「**Vて**」「**Vてから**」の大きな違いはないが、「**Vてから**」を使ったほうが起点がよりはっきりする。 
46vて.1746345136.txt.gz · 最終更新: 2025/05/04 16:52 by kaken

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