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 「V1て(P)から~V2(Q)」:PをするまでQをしない;Pを強調する;PとQが継続する\\ 「V1て(P)から~V2(Q)」:PをするまでQをしない;Pを強調する;PとQが継続する\\
 \\ \\
-☞**#**:非文(正しくない文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\+☞**#**:非文(正しくない文・不適切な文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
 **「V1た(P)あとで~V2(Q)」のほうがいい:PとQの前後関係**\\ **「V1た(P)あとで~V2(Q)」のほうがいい:PとQの前後関係**\\
 例)#1時間かけて掃除してから、子供に部屋を汚された。×\\ 例)#1時間かけて掃除してから、子供に部屋を汚された。×\\
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 \\ \\
 **「V1て(P)から~V2(Q)」しか使えない:Pが起点**\\ **「V1て(P)から~V2(Q)」しか使えない:Pが起点**\\
-例) 私がこの会社で働き始めてから、もう3年がたちました。\\ +例) 私がこの会社で働き始めてから、もう3年が経った。\\ 
-例)#私がこの会社で働き始めたあとで、もう3年がたちました。×\\+例)#私がこの会社で働き始めたあとで、もう3年が経った。×\\
 \\ \\
 **※「<color #ed1c24>V1た(P)あとで~V2(Q)</color>」と「<color #ed1c24>V1て(P)~V2(Q)</color>」**\\ **※「<color #ed1c24>V1た(P)あとで~V2(Q)</color>」と「<color #ed1c24>V1て(P)~V2(Q)</color>」**\\
行 105: 行 105:
 例) 友だちとけんかしたあと、友だちがずっと口をきいてくれない。\\ 例) 友だちとけんかしたあと、友だちがずっと口をきいてくれない。\\
 \\ \\
-➣「V1て(P)から」ではQには**状態**を表す文は使えないが、「V1た(P)あと(で)」ではQには**状態**を表す文は使える。 \\+➣「V1て(P)からV2(Q)」ではQには**状態**を表す文は使えないが、「V1た(P)あと(で)V2(Q)」ではQには**状態**を表す文は使える。 \\
 例)#パーティーが終わってから、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。×\\ 例)#パーティーが終わってから、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。×\\
 例) パーティーが終わったあと、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。\\ 例) パーティーが終わったあと、部屋はごみで**いっぱいになっていた**。\\
行 115: 行 115:
 例)#**朝になった**あとで、わたしたちは出発した。×\\ 例)#**朝になった**あとで、わたしたちは出発した。×\\
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-➣「V1たあとで~V2」のV2(Q)に、**命令形**や**意志形**は使いにくいが、「V1てから~V2」のV2に、**命令形**や**意志形**は使える。\\+➣「V1たあとで~V2(Q)」のV2(Q)に、**命令形**や**意志形**は使いにくいが、「V1てから~V2(Q)」のV2(Q)に、**命令形**や**意志形**は使える。\\
 例)#金をためたあとで、旅行に**行こうと思っています**。×\\ 例)#金をためたあとで、旅行に**行こうと思っています**。×\\
 例) 金をためてから、旅行に**行こうと思っています**。\\ 例) 金をためてから、旅行に**行こうと思っています**。\\
2あとで.1745897950.txt.gz · 最終更新: 2025/04/29 12:39 by kaken

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