14かもしれない
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=== 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | ||
**と思う:**話し手の意見、主観的な考えを言うときに使う。 \\ | **と思う:**話し手の意見、主観的な考えを言うときに使う。 \\ | ||
- | 例5.田中さんは家にいると思う。【話し手の主観的な考え】\\ | + | 例5.田中さんは家にいる**と思う**。【話し手の主観的な考え】\\ |
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- | **だろう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**話し手の予想****が** | + | ☞**#**:非文(正しくない文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ |
- | **正しいと話し手が思ってい****る**ときに使う。**「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例7** \\ | + | **だろう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**<color #00a2e8>話し手の予想****が** |
+ | **正しいと話し手が思ってい****る</ | ||
普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\ | 普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\ | ||
- | 例6. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるだろう【話し手の推量】。 \\ | + | 例6. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**だろう**【話し手の推量】。 \\ |
- | 例7.# | + | 例7.# |
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- | **でしょう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**話し手の予想 が正しいと話し手が思っ****ている**ときに使う。**「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例9**\\ | + | **でしょう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**<color #00a2e8>話し手の予想が正しいと話し手が思っ****ている</ |
「だろう」よりていねいな話しことば。\\ | 「だろう」よりていねいな話しことば。\\ | ||
- | 例8. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるでしょう【話し手の推量】。 \\ | + | 例8. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**でしょう**【話し手の推量】。 \\ |
- | 例9.# | + | 例9.# |
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- | **かもしれない:**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう/でしょう」より低い。また、**「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える。→例11** \\ | + | **かもしれない:**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう/でしょう」より低い。また、**<color #ed1c24>「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える。→例11</ |
- | 例10.田中さんは家にいるかもしれない【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\ | + | 例10.田中さんは家にいる**かもしれない**【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\ |
- | 例11.雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない。\\ | + | 例11.雨が降る**かもしれない**し、降らない**かもしれない**。\\ |
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===== 確認問題 ===== | ===== 確認問題 ===== |
14かもしれない.1745895102.txt.gz · 最終更新: 2025/04/29 11:51 by kaken