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 === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === === 機能1と使い分けが必要な文法・文型の違い: ===
 **と思う:**話し手の意見、主観的な考えを言うときに使う。 \\ **と思う:**話し手の意見、主観的な考えを言うときに使う。 \\
-例5.田中さんは家にいると思う。【話し手の主観的な考え】\\+例5.田中さんは家にいる**と思う**。【話し手の主観的な考え】\\
 \\ \\
-**だろう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**話し手の予想****が** +☞**#**:非文(正しくない文)を指す[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 
-**正しいと話し手が思ってい****る**ときに使う。**「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例7** \\+**だろう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**<color #00a2e8>話し手の予想****が** 
 +**正しいと話し手が思ってい****る</color>**ときに使う。**<color #ed1c24>「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例7</color>** \\
 普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\ 普通体の書きことばと、主に男性がていねいではない話しことばで使う。\\
-例6. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるだろう【話し手の推量】。 \\ +例6. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**だろう**【話し手の推量】。 \\ 
-例7.#雨が降るだろうし、降らないだろう。\\+例7.#雨が降る**だろう**し、降らない**だろう**×\\
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-**でしょう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**話し手の予想 が正しいと話し手が思っ****ている**ときに使う。**「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例9**\\+**でしょう:**話し手の推量(話し手があることを根拠として予想していること)を言うときに使う。**<color #00a2e8>話し手の予想が正しいと話し手が思っ****ている</color>**ときに使う。**<color #ed1c24>「あることが起きる予想」が正しい場合と正しくない場合には使えない。→例9</color>**\\
 「だろう」よりていねいな話しことば。\\ 「だろう」よりていねいな話しことば。\\
-例8. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいるでしょう【話し手の推量】。 \\ +例8. 家の前に田中さんの車がある【根拠】。田中さんは家にいる**でしょう**【話し手の推量】。 \\ 
-例9.#雨が降るでしょうし、降らないでしょう。\\+例9.#雨が降る**でしょう**し、降らない**でしょう**×\\
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-**かもしれない:**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう/でしょう」より低い。また、**「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える。→例11** \\ +**かもしれない:**「あることが起きる可能性がある」という話し手の推量を表す。「あることが起きる可能性」は 「だろう/でしょう」より低い。また、**<color #ed1c24>「あることが起きる可能性」が正しい場合も、正しくない場合も使える。→例11</color>** \\ 
-例10.田中さんは家にいるかもしれない【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\ +例10.田中さんは家にいる**かもしれない**【あることの可能性についての話し手の推量】。 \\ 
-例11.雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない。\\+例11.雨が降る**かもしれない**し、降らない**かもしれない**。\\
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 ===== 確認問題 ===== ===== 確認問題 =====
14かもしれない.1745895102.txt.gz · 最終更新: 2025/04/29 11:51 by kaken

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