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初級日本語文法の総まとめ

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11が_助詞_①

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11が_助詞_① [2025/04/29 11:43] – [機能2★:動きの対象(目的語)] kaken11が_助詞_① [2026/02/17 12:15] (現在) – [機能2★:動きの対象(目的語)] kaken
行 1: 行 1:
-====== 11[が]① ======+====== 11[が](助詞)① ======
 ===== 基本情報 ===== ===== 基本情報 =====
 1.旧JLPT該当級:4\\ 1.旧JLPT該当級:4\\
-2.品詞: 助詞[[用語の説明|【用語の説明】]]\\+2.品詞: 助詞[[用語の説明|【用語の説明】]][[①助詞|①[助詞]]]\\
 3.前接: N (名詞)[[用語の説明|【用語の説明】]]\\ 3.前接: N (名詞)[[用語の説明|【用語の説明】]]\\
 4.意味: 1主格(主語)\\ 4.意味: 1主格(主語)\\
行 17: 行 17:
 ==== 機能1:主語(主格) ==== ==== 機能1:主語(主格) ====
 ==== 用法1★:主語(主格)=新しい情報 ====  ==== 用法1★:主語(主格)=新しい情報 ==== 
-主語=新しい情報**[が]**述語=古い情報\\+主語=新しい情報**[が]**述語=古い情報\\
 === 機能1用法1用例: === === 機能1用法1用例: ===
 例1.田中さん**が**先生だ。\\ 例1.田中さん**が**先生だ。\\
行 41: 行 41:
  
 **<color #00a2e8>助詞[は]</color>:<color #00a2e8>主語・主題=古い情報</color>/述語=新しい情報(述語にQW)** \\ **<color #00a2e8>助詞[は]</color>:<color #00a2e8>主語・主題=古い情報</color>/述語=新しい情報(述語にQW)** \\
-<color #00a2e8>__田中さん__</color>は__**先生**__だ。 ← 田中さんは**何**?\\+<color #00a2e8>**__田中さん__**</color>は__**先生**__だ。 ← 田中さんは**何**?\\
  主語  述語\\  主語  述語\\
-<color #00a2e8>古い情報</color> **新しい情報**\\+<color #00a2e8>**古い情報**</color> **新しい情報**\\
  
-<color #00a2e8>__子ども__</color>は__**にわで遊んでいる**__。← 子どもは**何****をしている**?/子どもは**どこ**で遊んでいる?\\+<color #00a2e8>**__子ども__**</color>は__**にわで遊んでいる**__。← 子どもは**何****をしている**?/子どもは**どこ**で遊んでいる?\\
  主語     述語\\  主語     述語\\
-<color #00a2e8>古い情報</color>  **新しい情報**+<color #00a2e8>**古い情報**</color>  **新しい情報**
  
 ==== 用法2★★:おどろき  ==== ==== 用法2★★:おどろき  ====
行 73: 行 73:
 ④可能V (できる、Vれる/Vられる など) ⇒ 例9.\\ ④可能V (できる、Vれる/Vられる など) ⇒ 例9.\\
 ⑤感覚V (見える、聞こえる、わかる など) ⇒ 例10.\\ ⑤感覚V (見える、聞こえる、わかる など) ⇒ 例10.\\
 +
 +**<color #ff7f27>誤用例:</color>**[[文法書の使い方|【本ツールの使い方】]]\\
 +**1.その項目を使うべきでないところで使っている**\\
 + 例)今、私**<color #ff7f27><del>が</del></color>**このことをわかりました(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→私**<color #ff7f27>は</color>**~。\\
 + 例)我**<color #ff7f27><del>が</del></color>**もっと深い学問を欲しいために日本へ来た(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→私**<color #ff7f27>は</color>**~。\\
 + 例)私**<color #ff7f27><del>が</del></color>**今十九才(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→私**<color #ff7f27>は</color>**~。\\
 +    ※〈解説〉私=**主題**=**古い情報**に「**は**」を使う。\\
 +
 + 例)私たちの部屋**<color #ff7f27><del>が</del></color>**2階にあります(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→私たちの部屋**<color #ff7f27>は</color>**2階にあります。\\
 +     ※〈解説〉主語・主題(「私たちの部屋」)=古い情報/述語(2階にあります)=新しい情報のときに、「**は**」を使う。(疑問文→「私たちの\\
 +    部屋**は****どこにありますか**」) \\
 + 例)あなたは最近の勉強と論文を書くこと**<color #ff7f27><del>が</del></color>**いかがですか(誤用)。【『寺村誤用例集データベース』】→あなたは最近、勉強と論文を書くこと**<color #ff7f27>は</color>**\\
 +   いかがですか。\\
 +   ※〈解説〉述語**QW**(**いかがですか**)=新しい情報\\
 +        主語・主題(「勉強と論文を書くこと」)=古い情報に、「**は**」を使う。\\
 +
 + 例)いつか私**<color #ff7f27><del>が</del></color>**権力がある時、どうしても今の世界の経済を平隠しようと思います(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→\\
 +   いつか私**<color #ff7f27>は</color>**〈権力がある〉、私**<color #ff7f27>は</color>**〈~しよう と思う〉\\
 +   ※〈解説〉**主節と従属節の主語が同じ場合**、主語に「**は**」を使う。\\
 +
 + 例)わたしは日本へ来て、日本人**<color #ff7f27><del>が</del></color>**あいさつが多いことにびっくりしました(誤用)。【ママ、『寺村誤用例集データベース』】→日本人**<color #ff7f27>は</color>**\\
 +   あいさつが多い。\\
 +   ※〈解説〉cf. 「コラム」:**「N1はN2が~」文**→N2はN1の部分や特徴
 +
 +**2.その項目を使うべきところで使っていない(違う項目/違う構文を使っている)**\\
 + 例)シンガポールでは、中国人の人口**<color #ff7f27><del>は</del></color>**一番多いです(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳データベース』】→\\
 +   シンガポールでは、中国人の人口**<color #ff7f27>が</color>**一番多いです。\\
 + 例)シンガポールにある行事や祭りがたくさんある。新年**<color #ff7f27><del>は</del></color>**その一つの例だ(誤用)。【『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳\\
 +   データベース』】→新年**<color #ff7f27>が</color>**その一つの例だ。\\
 +   ※〈解説〉主語=新しい情報)/述語=古い情報のときに、「**が**」を使う→
 +「シンガポールでは、**どの人口が**一番多いですか?」)
 +    「**どれが**その一つの例か?」\\
 +
 + 例)後輩**<color #ff7f27><del>は</del></color>**先輩に蜜柑をさしあげると先輩は後輩にアンパゥをやる(誤用)。【ママ、『日本語学習者による日本語作文とその母語訳との対訳\\
 +   データベース』】→後輩**<color #ff7f27>が</color>**先輩に蜜柑をさしあげると~。\\
 +   ※〈解説〉cf.「コラム」:**主節と従属節の主語が異なる場合**、**従属節の主語**に「**が**」を使う。\\
 +               後輩=従属節の主語、先輩=主節の主語
 +
 + 例)箱をあげて、驚いてしまいます。箱の中で物**<color #ff7f27><del>は</del></color>**全部なくなった(誤用)。【ママ、「多言語母語の日本語学習者横断コーパス、I-JAS」】→\\
 +   箱の中の物**<color #ff7f27>が</color>**全部なくなった。\\
 +   ※〈解説〉cf.機能1用法2「おどろき」:**驚きの意味を表す文の主語**に「**が**」を使う。
 +
 ===== コラム ===== ===== コラム =====
 ➣「(場所)に__**(N)が**__ある/いる」と「(N)は__**(場所)に**__ある/いる」[[4ある|4[ある]]]、[[5いる|5[いる]]]\\ ➣「(場所)に__**(N)が**__ある/いる」と「(N)は__**(場所)に**__ある/いる」[[4ある|4[ある]]]、[[5いる|5[いる]]]\\
11が_助詞_①.1745894604.txt.gz · 最終更新: 2025/04/29 11:43 by kaken

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