11が_助詞_①
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11が_助詞_① [2024/02/27 14:05] – [用法1★:主語(主格)=新しい情報] kaken | 11が_助詞_① [2025/04/28 11:02] (現在) – [コラム] kaken | ||
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行 12: | 行 12: | ||
===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== | ===== 文型を使う上で理解が必要な情報 ===== | ||
・**新しい情報 /古い情報**\\ | ・**新しい情報 /古い情報**\\ | ||
- | 主語=古い情報 | + | 主語=古い情報/述語=新しい情報\\ |
- | 主語=新しい情報[助詞] | + | 主語=新しい情報/述語=古い情報\\ |
===== 機能 ===== | ===== 機能 ===== | ||
==== 機能1:主語(主格) ==== | ==== 機能1:主語(主格) ==== | ||
行 28: | 行 28: | ||
=== 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | === 機能1用法1と使い分けが必要な文法・文型の違い: === | ||
**<color # | **<color # | ||
- | **②文=新しい情報**\\ | + | |
①__**田中さん**__が__先生__だ。 ← **だれ**が先生?\\ | ①__**田中さん**__が__先生__だ。 ← **だれ**が先生?\\ | ||
主語 述語\\ | 主語 述語\\ | ||
行 74: | 行 74: | ||
⑤感覚V (見える、聞こえる、わかる など) ⇒ 例10.\\ | ⑤感覚V (見える、聞こえる、わかる など) ⇒ 例10.\\ | ||
===== コラム ===== | ===== コラム ===== | ||
- | ➣「(場所)に__**(N)が**__ある/いる」と「(N)は__**(場所)に**__ある/いる」\\ | + | ➣「(場所)に__**(N)が**__ある/いる」と「(N)は__**(場所)に**__ある/いる」[[4ある|4[ある]]]、[[5いる|5[いる]]]\\ |
**新しい情報** **新しい情報**\\ | **新しい情報** **新しい情報**\\ | ||
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行 88: | 行 88: | ||
例)日本語(N1)は漢字(N2)が難しいです。 | 例)日本語(N1)は漢字(N2)が難しいです。 | ||
- | ➣主節と従属節の主語が異なる場合、従属節の主語に「が」を使う。[[⑬文のタイプ|⑬[文のタイプ]]]\\ | + | ➣「**主語(主体)に**」cf.[[80に|80[に] ]](機能7:動作の主体)\\ |
+ | ※主体に「**に**」を使う場合:\\ | ||
+ | ・所有の所有者=人\\ | ||
+ | 例)わたし**に**(は)夢がある。→**わたしの**夢\\ | ||
+ | ・述語[[用語の説明|【用語の説明】]]に「可能」、「思考」(「わかる」など)、「感覚」(「感じる」など)の動詞が使われる文\\ | ||
+ | 例)田中さん**に**(は)そんなことは**できない**。\\ | ||
+ | ・「受け身」文、「使役の受け身」文、「Vてもらう」文の主体\\ | ||
+ | 例)弟は母**に**叱られた。⇔母**が/は**弟を叱った。\\ | ||
+ | 例)子どもは母親**に**ピーマンを食べさせられた。⇔母**が/は**子どもにピーマンを食べさせた。\\ | ||
+ | 例)このゆびわは去年の誕生日に主人**に**買ってもらった。⇔主人**が/は**去年の誕生日にこのゆびわを買ってくれた。\\ | ||
+ | \\ | ||
+ | ➣主節と従属節の主語が異なる場合、従属節の主語に「が」を使う。[[⑬文のタイプ|⑬[文のタイプ]]](Ⅳ主節と従属節)\\ | ||
例)__これ__**は**__母__**< | 例)__これ__**は**__母__**< | ||
これ=主節の主語 \\ | これ=主節の主語 \\ |
11が_助詞_①.1709010324.txt.gz · 最終更新: 2024/02/27 14:05 by kaken